AppleギフトカードはApp Store、Apple Music、iCloud、Apple製品購入など、Appleが提供するさまざまなサービスに利用できる便利なアイテムです。
　そんな便利なAppleギフトカードですが「過去にいくらチャージしたか」「どんな購入に使ったのか」など履歴を確認したい場面は意外と多いものです。

　この記事ではAppleギフトカードの「履歴」をテーマに、チャージ履歴・使用履歴・購入履歴の確認方法をiPhone・Mac・Windows別に詳しく解説します。
　Appleギフトカード初心者でも安心して読める内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

Appleギフトカードには３種類の履歴がある！

　まずはAppleギフトカードに関わる履歴の種類と役割を理解しましょう。

チャージ（残高）履歴

　カードを登録したりコードを入力した回数・タイミングを確認できます。残高変化の流れは見えますが、細かいチャージごとの金額は分かりません。

使用（支払い）履歴

　アプリ購入やサブスク支払いに使われた金額が、いつどれくらい発生したか分かります。iPhoneなら「購入履歴」、PCならiTunes／App Storeで「購入履歴」として確認可能です。

カード購入履歴

　Appleギフトカードを自分で買ったときの記録で、販売店・支払い金額・購入日などが分かります。これはApple公式の注文履歴、または実店舗のレシートから把握します。

　これら３つを押さえることでAppleギフトカードにまつわる活動をトータルに把握できます。

iPhone／iPadで「使用・支払い」履歴を確認する方法

　アプリや課金での利用履歴を知りたいときには“購入履歴”を見ましょう。

手順

・「設定」アプリを開き、自分の名前をタップ
・「メディアと購入」→「アカウントを表示」
・「購入履歴」を選ぶ（直近90日分はそのまま表示）
　※過去分も見たい場合は、表示された画面で期間を指定して検索

　この画面では利用した金額、サービス名、購入日、支払い方法（Appleギフトカード／クレジットなど）も確認できます。サブスク利用中のトライアル終了・課金開始など意外な課金の発覚にも役立ちます。

Mac／Windowsで「購入履歴」をチェックする方法

　パソコンからでも購入明細を一つずつ丁寧に確認できます。

Macの場合

・App Storeアプリを開き、左サイドにある自分の名前（またはApple Account）をクリック
・「購入履歴」→「すべて表示」から、期間指定や個別明細も見られます

Windowsの場合（iTunesやApple Musicアプリ）

・アプリ起動後、画面下にある自分の名前を選んで「マイアカウントを表示」
・アカウントページで「購入履歴」欄を探して明細を出してください

　PC画面では請求書形式のレシートPDFをダウンロードできる場合もあり、保存や印刷に便利です。

チャージ履歴（残高変動）の確認手順

　チャージ後、残高がどのように変わったか見たい時の手順を案内します。

iPhone／iPadの場合

・App Storeを開き、画面右上のプロフィールアイコンをタップ
・アカウント画面に「残高」が表示され、いつ登録されたかもわかることがあります

PCの場合

・App StoreやiTunesを開いてサインイン
・画面右上（または左下）に「残高」が表示されます

登録前カードの残高チェック

　Apple公式サイト「ギフトカード」を開き、販売された未登録カードのコードを入力すると登録前の残高が分かります。
　中国語圏や別通貨で発行されたカードでも同じ手順で確認できますが、地域制限に注意してください。

購入証明は「補助記録」として重要！

　正しい履歴を提示するとき、公式記録だけでなく個人で準備するものが役立ちます。

保存すべきもの

レシート／注文メール
　実店舗やオンライン購入で受け取れる証明。

スクリーンショット
　チャージ完了画面や履歴画面を撮って保存。

ギフトカードのコード原本
　紛失防止や中古取引時に重要です。

　こうした記録があると後で「いつ購入したのか？」「本当に使ったのか？」などを明確にできます。

履歴に「覚えのない利用」があったら？

　不審な履歴を見つけたら焦らず、冷静に対処しましょう。

チェックすべき可能性

サブスクの自動更新
　トライアル期間終了で課金が始まったケース。

家族共有や別アカウント使用
　家族アカウントで支払われたかも？ 家庭内での確認を。

不正アクセスの疑い
　覚えのない支払いはAppleサポートに通報し、パスワードと二段階認証を更新してください。

履歴を使った「高額取引／買取」の準備もOK

　もしAppleギフトカードを高額で買取・売却したい場合、履歴が強力な裏付けになります。

理由と活用法

購入日・金額の証明
　カードの購入履歴があれば、正規の取引である証明になります。

残高変動の記録
　チャージや使用履歴がないことを示せば、取引の信頼性が高まります。

買取業者への提示資料
　履歴画面をスクショやPDFで保存し、提出すれば交渉がスムーズになります。

　履歴を整えておくことで、高額な取引でもより安心です。

履歴チェックに役立つちょっと便利なTip集

　履歴管理がもっとラクになる小さなコツを紹介します。

Excel／スプレッドシート保存
　日付・金額・用途・支払い方法などをまとめて履歴表を自作。

アプリ手帳活用
　「チャージ」「使用」「残高」などをカテゴリに分けて入力を習慣化。

アラート設定
　「〇〇円以上使ったら記録しよう」など自分ルールを決めてメモ。

定期スクショバックアップ習慣
　半年に１回程度、スマホとPC両方で履歴画面の全体を撮ると安心。

よくある質問（FAQ）

Appleギフトカードを使った履歴はどこで確認できますか？

　iPhoneやiPadでは「設定」→「メディアと購入」→「アカウントを表示」→「購入履歴」から確認できます。MacやWindowsでもApp StoreまたはiTunesを開き、アカウント画面から「購入履歴」を選ぶと同様にチェックできます。

チャージした金額がいつ入ったのか、詳しく知る方法はありますか？

　チャージ後の「残高変動」は確認できますが、正確なチャージ金額や日時は詳細に表示されません。コード入力直後のスクリーンショットやメール通知を保存しておくと証明資料になります。

履歴に覚えのない請求がある場合、どうすればいいですか？

　まずは「購入履歴」で詳細を確認し、サブスクリプションや家族アカウントによる利用でないかを調べましょう。不正利用が疑われる場合はAppleサポートへすぐに連絡し、パスワード変更や二段階認証の強化も行ってください。

履歴が見れないのはなぜですか？

　Apple Accountにサインインしていない、またはネット接続が不安定な場合、履歴が正しく表示されないことがあります。ログイン状況や通信環境を確認してください。

レシートを失くしました。ギフトカードが使えなかった場合、対応してもらえますか？

　基本的にレシートや購入証明がないと対応は困難です。購入時は必ず保管を。

まとめ

　Appleギフトカードの履歴は「購入履歴」「チャージ履歴」「使用履歴」に大別されますが、Apple Accountに登録された内容から多くの情報が確認できます。
　チャージ履歴は直接表示されませんがメールやアカウント情報から推測が可能です。

　Appleギフトカードを安全・安心に活用するためにも履歴管理を定期的に行い、Apple Account残高のチェックや購入証明の保存を習慣づけましょう。