AppleギフトカードはApple製品および関連サービスの購入に幅広く利用できる非常に便利なプリペイドカードです。現在では「Apple Gift Card」として統一されており、デジタルコンテンツからハードウェア製品までさまざまな用途に対応しています。

　この記事では特にEメールタイプのAppleギフトカードについて初心者でも迷わず使えるよう、購入方法・使い方・注意点などを分かりやすく解説します。

Appleギフトカード Eメールタイプとは？

　Appleギフトカード （Eメールタイプ）は、Appleが公式に販売しているデジタルギフトカードの一種です。
　通常のカード型とは異なりEメールで受け取れる形式になっているため、カードタイプと違った特徴があります。

特徴

◆購入後すぐに受け取り可能（通常数分〜24時間以内）
◆相手の住所が不要でEメールアドレスがあれば贈れる
◆コンビニや家電量販店に行かずにオンラインで完結

　Apple公式サイトによると2023年時点でAppleギフトカードの国内年間流通額は200億円を突破しており、ギフトや自分用チャージの手段として広く利用されています。

Appleギフトカード Eメールタイプの購入方法

　EメールタイプのAppleギフトカードはApple公式ストアをはじめ様々なギフトカード専門サイトからも購入できます。

Apple公式サイトでの購入手順

・Appleギフトカード購入ページにアクセス
・「Eメールで送信」を選択
・金額を指定
・受取人のEメールアドレスとメッセージを入力
・支払い方法（クレジットカード）を入力して決済
・数分～数時間後に受取人へメールが届く

どんな用途に使えるの？

　Appleギフトカード Eメールタイプは以下のような幅広い用途に利用可能です。

App StoreおよびiTunesにおけるコンテンツ購入

　AppleギフトカードはApple Accountにチャージすることで以下のようなデジタルコンテンツの購入に使用することが可能です。

・iOS／iPadOS／macOS用アプリの購入
・アプリ内課金（ゲーム内アイテムや追加機能等）
・音楽、アルバム、映画、テレビ番組の購入およびレンタル（iTunes Store）
・電子書籍・オーディオブック（Apple Books）

　これらの支払いには、チャージ済の残高が自動的に優先して適用されます。

Apple公式サイトおよびApple Storeでの製品購入

　現在のAppleギフトカードはデジタルコンテンツに加えてApple Store（オンライン／実店舗）における以下のような製品購入にも利用できます。

・iPhone、iPad、Mac、Apple Watch などのApple製デバイス
・AirPods、Apple Pencil、キーボード、充電器などの各種アクセサリ

　なお購入時にはApple Accountへのチャージ残高、または物理カードのPINコードを入力することで決済が可能です。

Appleのサブスクリプションサービスの支払い

　Appleギフトカードの残高は各種サブスクリプションサービスの月額料金の支払いにも利用できます。主な対象サービスは以下の通りです。

・iCloud+（クラウドストレージサービス）
・Apple Music（音楽配信）
・Apple TV+（動画配信）
・Apple Arcade（ゲームサブスクリプション）
・Apple One（各種サービスの統合プラン）

　Apple Accountに残高がある場合、これらの月額料金は自動的にギフトカード残高から引き落とされます。

ギフトとしての利用

　Appleギフトカードは家族や友人への贈り物としても大変人気があります。受け取った方が自分の好みに応じて使用できるため、柔軟性の高いギフトアイテムといえます。

　カスタマイズ可能なメッセージを添えることも可能で、メールやLINE等で送信できるので住所などを知らなくても気軽に贈ることができます。
　

受け取った後の使い方：簡単3ステップ

Appleギフトカード Eメールタイプを受け取ったら、以下の手順でApple Accountにチャージして使いましょう。

チャージ手順（iPhone・iPad）

1. メール内の「ギフトを使う」ボタンをタップ
2. 自動でApp Storeアプリが開き、コード入力画面に遷移
3. Apple Account残高に反映され、すぐに使える

パソコンの場合（Mac）

1. App Storeを開き、「自分の名前」＞「コードを使う」を選択
2. コードをコピー＆ペースト
3. Apple Account残高に即反映

※Appleギフトカードの有効期限は基本的にありませんので、期限切れの心配なく保管できます。

注意点とよくあるトラブル

　Appleギフトカード Eメールタイプは便利ですが、購入の際や使用するときに注意するべき点もあります。

日本のApple Accountで使用する場合は「日本版ギフトカード」を選ぶ

　Appleギフトカードには地域制限があるため、たとえば米国版のカードは日本のApple Accountには使えません。
　「日本向け」と明記されているものを購入するようにして、購入時の通貨が「JPY＝円」であることを確認し、海外サイトや並行輸入品などは原則として避けたほうが安全です。

メールアドレスの入力ミスに注意

　Eメールタイプではカードコードが「入力したメールアドレス宛に届く」ため受取人のメールアドレスを正確に入力しなければなりません。
　自分宛かプレゼント用かを間違えないようにして、全角と半角を間違えていないか、スペルミスなどがないかを必ず確認しましょう。
　万が一間違ったメールアドレスに送ってしまった場合、Apple側で再送信・キャンセルができない可能性があります。

購入完了までに時間がかかる場合がある

　即時発行されることが多いEメールタイプですが、以下の理由で発行に数時間～最大24時間程度かかる場合があります。

・不正防止のための本人確認チェック
・深夜・早朝など営業時間外の購入
・高額購入時のセキュリティ審査

　急ぎで使いたい場合は余裕を持ったタイミングで購入するようにしましょう。

迷惑メールフォルダの確認を忘れずに

　ギフトコードの通知はAppleや販売業者のメールアドレスから届きます。稀に迷惑メールフォルダに振り分けられていることがありますので見落としに注意しましょう。

・件名例：「Appleギフトカードをお届けします」
・差出人：「Apple」または販売業者名（Amazon等）

　見つからない場合はメール内検索で「Apple ギフト」などのキーワードで検索してみましょう。

Appleギフトカード eメールタイプはこんな人におすすめ！

すぐに誰かにプレゼントしたい人

・誕生日や記念日などに「今日中に渡したい！」というときに最適
・相手の住所を知らなくても、メールアドレスだけで贈れる
・メッセージを添えられるので、気持ちもしっかり伝わる

デジタル派・非接触派の人

・買いに行く手間がなく、スマホやPCから数分で購入できる
・家にカードを保管する必要なし（紛失リスクゼロ）
・QRコードやカメラ読み取り不要、コピペで完了

遠く離れた相手に贈り物をしたい人

・海外や別の地域に住んでいる家族・友人にも即時に送信できる
・物理的な配送がいらないため国際便などのタイムロスなし

ポイント還元やキャンペーンを活用したい人

・Amazonや楽天などのECサイトでEメールタイプを買えばポイントが付くことも
・コンビニや量販店のオンラインショップでもボーナスキャンペーンの対象になることがある

アプリや課金にすぐ使いたい人

・コードがメールで届いたら、即Apple Accountに登録可能
・すぐに課金・購入に使える

よくある質問（FAQ）

使用期限はある？

　Appleギフトカードには基本的には有効期限がありません。

メールが届かないときはどうしたらいい？

　迷惑フォルダの確認、メールアドレスの再確認、発行元への問い合わせが必要です。

コンビニで買えるAppleギフトカードとどう違う？

　Eメールタイプはオンライン完結で、物理カードが不要な点が異なります。

誤って送った場合、キャンセルできる？

　基本的にキャンセル・返金はできません。送信前に必ずメールアドレスを確認しましょう。

まとめ

　Eメールタイプは「スピーディーで便利」かつ「柔軟でムダがない」ので現代のライフスタイルにとてもマッチした選択肢です。
　Apple公式はもちろん、信頼できるギフトカード販売サイトを活用することで迷うことなく安全に購入・利用が可能です。

◆オンラインで即購入・即使用ができる
◆App StoreやApple製品購入にも対応
◆ギフトにも自分用にも最適
◆メール未着のトラブルは事前の確認で防止可能

　デジタル時代にぴったりなAppleギフトカード Eメールタイプをぜひ活用してみてください。